はなびのラジオ

やってみたこと、気になったことを少しずつ。

4D100文字作文 #1

ほんの思いつきでやってみますこの4D100文字作文
「さあ、自由に書いてごらん!」が苦手な私に遊びのあるルールを設けて取り組みやすくする試みでもあります

ルールは簡単!
100面ダイスを4回振ります(これを4D100と言います)。
その合計の文字数の文章を書く。
以上!!!

 

いつもお世話になってるダイスのサイトで、
まずは4D100、いってみましょー!!

コロコローっと。。

 

f:id:hanabinoradio:20210906175023p:plain

...はい、ということで本日は 310文字 で作文していきます!
ワクチンやらなんやらで数日空いてますが今はすっかり元気です!
1/2でファンブルってどういうことや!

 


ー・ー・ー・ー

「あのう、貸していただけませんか」
ああ、〈漏斗〉がないんだ、と一目でわかった。飲料自動販売機の投入口に自らの水筒の口をあれこれ必死に押し当てているが、多少変わった口の形をした水筒だからか中身はうまく入っていきそうにない。
「中は普通の冷たいお茶です。なんで、プラスチックでも金属でも大丈夫です。ちょうど交換できる量ありますし、それならこっちのジュースの方が飲みたくて」
「ちょっと待ってくださいね」
トートバッグの中をごそごそ漁る。こういう時のためにポーチに折り畳み式を忍ばせてあるのだ。
無事に日本茶が自販機に飲み込まれていった。ボタンを押せば、果汁2%のオレンジジュースの缶が音を立てて落ちてきた。近くで驚いた蝉が飛び立った。

ー・ー・ー・ー

文字数制限ある中でとある世界の常識を表現するってことに挑戦してみましたー。
疑問がたくさん思い浮かぶ世界を描きたくて、「同じ量だけの飲料を投入口に入れれば、それと同じだけの飲料が買える自動販売機」のある世界を描いてみました!

この世界での言い訳はこうです。

「だって、同じだけの量の飲み物を入れてるんだから、同じだけ別の飲み物が手に入れられるのは当然でしょ。」

・・・・。

・・・・・・・。

やっぱり、変だよなあ。という感覚、これ、大好きです。
なにを物差しとして人間の生活を測っているかの違いなんですけれどね。一歩間違えたらこういった世界が成立するんじゃないでしょうか(適当)

 

 

といったところで今回はこの辺で終わります。
遅筆ですが、またやりたいな〜