今日、こんな写真を撮った。

夜の吉祥寺をぶらぶら

使用機材：α7 + Helios44-2

吉祥寺駅といえば個人的には駅南口の通り。
暗くなった道で、誰の顔かわからないで歩くのに、さまざまな店の看板は煌々と光る。
昼にはぼやけていた輪郭を夜に取り戻したみたいだと、通るたびに思います。
明るい場所を求めて足が向くような、1人で歩くとそんな自分らしい寂しさを味わえる空間。

ありふれた壁に描かれたポップに膨らんだ文字は、どれもメッセージに満ちています。
これは・・・？

ビルの裏の通りで室外機が積み重なった感じとか、埃を纏って疲労感のある金属の重たいイメージとかが納得のいく一枚。
落書きと同じにするとおかしいかもしれないけれど、このメモ書き（？）、いったい前に何があったと言うのでしょうか・・・

魚も壁を泳いでました。
反射て不思議な奥行きが生まれ、日常の中の一瞬に満たない非日常感を感じる光景です。

駅から少し離れた大通りの一本裏。
煌びやかで往来の多い表通りからのギャップに惹かれるオススメの裏通り。
だれも入らない看板だけのような一方通行、表側は赤いタイルが貼ってあるのに裏通り側は剥き出しになっている壁、そこに書き放題の落書き、忘れられたように置かれた自転車。。

裏通りフェチには堪らないです・・・

Heliosのぽやんとした描写で寝ぼけ眼で見た街みたいでこれはこれで雰囲気出たなぁという感じでした。
このレンズだと、晴れの日に絞りを全開にして花とかを主題に背景のボケ方を楽しむのが王道というイメージですが、夜のチャレンジもやって良かったです。

これが Industar 61 とかだともっと繊細でキリッとした線になったりします。今度は Industar 61 と同じシチュエーションをやってみてもいいかもですね。

今度は井の頭公園でも行こうかな・・・と考え中。
他に行きたい公園もあるのでそこと迷ってます。

気が向いたらまた。

はなび